安倍晋三首相の辞意表明を受け、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は以下のコメントを発表した。 ◇ 安倍総理の突然の辞意表明に大変驚いている。 2012年の就任以来、いわゆるアベノミクスを通じ、日本経済をリーマンショックによる落ち込みから回復させ、デフレからの脱却を目指すとともに、消費税引き上げによる財政再建への取り組み、TPP11や日欧EPAをはじめとする自由貿易体制の推進など、経済面で大きな実績を残されたと認識している。 この間、国際的にも存在感のある首脳としてわが国の外交力を大きく高められた。 2025年大阪・関西万博の誘致の実現に向けては、政府・与党を挙げて尽力していただいたことに、改めて感謝申し上げたい。この間のリーダーシップに敬意を表したい。 新型コロナウイルスの収束と経済回復という大きな課題に直面するわが国にとっては、国政の一刻の停滞も許されない。政府、与党におかれては、速やかに力強い新たな体制を確立していただきたい。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース